2010年12月31日
鹿児島の皆様今年一年ありがとうございました
今年は春にカラーコンサルタントオフイスをJR鹿児島中央駅前に移転。
おかげさまで充実のうちに一年を終わる事を感謝申し上げます。
鹿児島にいち早くカラーの業態とパーソナルカラーを紹介して16年。
その自負と責任をもって新しい年も鹿児島の皆様に楽しくためになるカラーをお伝えして参ります。
本当にありがとうございました、来年もよろしくお願い致します。
イルドクルール鹿児島のWEBサイトも本日更新致しました。
http://idckagoshima.web.fc2.com/index.html
2010年12月30日
今年一年の色?
今年一年を一文字で…と京都の高名なお寺で毎年発表がありますね。
そもそも不祥事で有名になった漢字検定が広報のために始めたものですが、今では暮れの日本の風物詩になっています。
そう思いながら、今年一年のイメージでカップを選んでみました。
当方、イルドクルール的には新しい鹿児島オフイスに移転したり、新しい鹿児島の方々との多くの出会いをいただいたり、良い事ばかりでした。
ただ、政治も国内外混迷を極め、雇用や景気も改善されません。
食の安全も脅かされっぱなし、中国では人毛で醤油を作って非難が集中しました。
選んだ色は、PANTONE(R) Cool Gray。
来年の同じ時期には、もっと明るい色のカップを手に取りたいと切望します。
2010年12月29日
WEBのカラー/使うための色
色彩の検定を勉強された方も、WEBの色彩計画の様に「使う」と言う考え方が必要とされるカラーの要素はなかなか理解が難しいかも知れません。
また、今どきは回転寿司屋さんのディスプレイにもデジタルコンテンツが普及。
ますますカラーを使って「使い易く」と言うニーズが満たされることに技術と知識が必要となってきました。もちろん、このことはゲーム等のCGにおいても同様です。
鹿児島のイルドクルールは、デジタルコンテンツの教育機関/デジハリでもデジタルコンテンツにおいてのカラーの知識と使い方をレクチャーしています。
ぜひ、リアルタイムなカラー/色彩の活用法を学んでみて下さい。
※画像はお寿司屋さんの液晶モニターの操作画面。
これからはUD/ユニバーサルデザインもしっかり考慮されなければならないコンテンツです。
2010年12月27日
鹿児島の景観と色彩〜こうなる前に対策を
画像は「東京スカイツリー」でにぎわう都内墨田区錦糸町の駅前の風景です。
都市の景観や色彩は、自治体が主導して「基準/ガイドライン」をしっかり策定しなければ無秩序に自由競争の看板や建築が建ち、最悪の場合こんな光景が鹿児島にも生まれかねません。
新幹線全線開通を前に「観光立県」を目指すなら、こうなるまえに鹿児島市、行政と市民一つになっての取り組みが急務でしょう。
鹿児島の景観と色彩〜こうなる前に対策を…
イルドクルール鹿児島 OFFICE
鹿児島市中央町22-16-309
TEL.099-213-5185
※イルドクルールはまちづくりのための「景観色彩の基準」をつくるお手伝いをしています。ぜひ小さなエリアに関してもご相談下さい。
2010年12月26日
モノからコトへ、体験型プレゼント「カラー診断」
プレゼントは誰しもいつも「何を贈れば」「何が喜ばれるか」で悩むものです。
また、現代社会の様にモノが溢れる時代、それはさらに難しい選択を迫られます。
イルドクルールでは、「パーソナルカラー診断」という、「体験」をプレゼントするシステムを整え、モノではなく「コト/ステキな体験」をプレゼントするスタイルを提案しています。
プレゼントはギフトカードでお届け、あとは贈られた方が日程を調整するだけでOK。
しかも、パーソナルカラー診断は老若男女、性別を問わず喜ばれます。
ぜひ、記念日や大事なアニバーサリーに、スマートなカラー診断のギフト、来年は検討なさいませんか?
イルドクルール鹿児島 OFFICE
鹿児島市中央町22-16-309
TEL.099-213-5185
※診断はJR鹿児島中央駅から徒歩3分の会場でできます♪
★パーソナルカラーの鹿児島情報のページ
http://idckagoshima.web.fc2.com/pcolor.html
また、現代社会の様にモノが溢れる時代、それはさらに難しい選択を迫られます。
イルドクルールでは、「パーソナルカラー診断」という、「体験」をプレゼントするシステムを整え、モノではなく「コト/ステキな体験」をプレゼントするスタイルを提案しています。
プレゼントはギフトカードでお届け、あとは贈られた方が日程を調整するだけでOK。
しかも、パーソナルカラー診断は老若男女、性別を問わず喜ばれます。
ぜひ、記念日や大事なアニバーサリーに、スマートなカラー診断のギフト、来年は検討なさいませんか?
イルドクルール鹿児島 OFFICE
鹿児島市中央町22-16-309
TEL.099-213-5185
※診断はJR鹿児島中央駅から徒歩3分の会場でできます♪
★パーソナルカラーの鹿児島情報のページ
http://idckagoshima.web.fc2.com/pcolor.html
2010年12月25日
色を作る作業
カラーのコンサルタントとして、実際に色を0(ゼロ)からつくる作業が多々求められます。
今日は延び延びになっていた、鹿児島のカラーリストのための「色の物差し」をつくる作業をしました。
さて、これから物理的に分類して行きます、クリスマスは返上です(笑)。
2010年12月25日
色の意味/クリスマスカラー
理由の無い色などありません。
色には理由があります。
もちろん、このクリスマスカラーの代表の色、「赤」にも大切な意味が込められています。
街で見かけたクリスマスのディスプレイ。
確かに赤で統一、美しいのですが、厳密にクリスマスの意義とかを紐解くと、他に緑とか、金銀に色が加わって、始めてクリスマスツリーや、リースのカラーとなり得ます。
画像は鹿児島市内ではなく、都内でカラーリサーチ中に先日撮影しました。
2010年12月24日
色の進出と後退/LED表示/WEBデザイン
色彩の検定や色彩学でよく耳にする「色の進出/後退」。
さて現代社会では、WEBにおいてのカラーデザイン/色彩計画やLEDの表示に積極的に工夫されています。
例えば電車の中のLED表示も、「進出/後退」を計算に工夫すれば見る人に「優先順位」を明確にして伝える事が出来ます。
※画像はJR九州の電車の表示をサンプルに撮影しました
2010年12月23日
AFT色彩検定結果にみる反省点
AFT色彩検定の結果が出ました。
当方も70名ほどを大学で指導させていただきましたが、88%と言う合格率で強く反省している次第です。
AFT検定対策の講義の内容見直し、教材とするオリジナルの問題集の見直し、そしてスケジューリングときりがありません。
AFT色彩検定対策講座を受講したのであれば、100%に限りなく近く合格率が出ないなら意味がありません。
次回は講師陣さらにブラッシュアップして臨みます、受講の生徒さん、本当にお疲れさまでした。
2010年12月20日
鹿児島の「景観と色彩」でお困りのところ
イルドクルールでカラーコンサルティングの実務を研究するメンバーを中心に、「鹿児島の景観と色彩を考える会(仮称)」を結成することになりました。
「立ち上げ」というほど大げさなものではありませんが、鹿児島県全土で地域の開発や建築に関して「景観に合わない」「景観を損ねる」「生活するのは不快」というようなトラブルにならないよう、またトラブルとなった時、最善の対策をこうじることができるよう、色彩の面から御手伝いさせていただく所存です。
もちろん、地域の方々の「景観と色彩」に関する勉強会、意見交換会等において色の専門家として何かご協力さしあげられる事がありましたら、お気軽にご相談下さい。
また、建築/設計の現場で色に関してお困りの方々、また事業所単位で「景観と色彩」「色彩」について研修の必要がありましら、ぜひご相談下さい。
他に、イルドクルールでは、実際の建築の色彩計画の調整等のご相談は随時承っております。
店鋪の内装等も、色彩心理や多くのカラーリサーチのデータベース上からの提案も致します。
※画像は店鋪の業態に合わせて違和感を低減させた自動販売機(本来は赤い自販機)。
2010年12月19日
JR鹿児島中央駅エリアのカラー
鹿児島のタクシーの運転手さんの弁によると、「西口の方が街並がキレイでしょ、東口はゴチャゴチャしているって、県外のお客様も言われますよね。」
確かに昔と一転、今は西口が見違えるよう。
一方、東口は鹿児島の陸の玄関をアピールするには、決して景観的に美しいとは言いがたいところです。
本来であれば、早期から自治体が主導して高さ制限や、容量の制限、そして一番大事な色彩のガイドラインを作って計画的に鹿児島の陸の玄関を作り上げなければならないところ。
観光立県を目指すには、もう手遅れの感さえ漂います。
新幹線が開通して改札を抜けて鹿児島の街並を最初見目にした方が、がっかり落胆されない事を願います。
今、正面にはまた大きなホテルも建設中、きっと桜島など見えません。
※画像は寒々しいイメージのある商店街アーケードと新しい店舗の建築です。
新しい蒸気屋さんは、よく鹿児島のカラーをリサーチされており、暖色系の違和感の無い色彩計画がなされています。
2010年12月17日
短期間で学べるカラーは、ありません。
近年は資格取得ビジネスが台頭。
中には「一日で認定書を出します」と言うような資格もあります。
カラーの場合でも、一日でカラーセラピストや、カラーリストになれると言うアナウンスをされる団体も出てきました。
ただ、残念ながらカラーの仕事はそう単純でない事は、多くの方が知る所で、もちろんカラースクール/イルドクルールには「一日で資格を…」と言うカリキュラムや課程はありません。
私たちのスクールは、丁寧に、かつ慎重にカラーを扱い、そして伝えて行く方針でやって来ましたし、これからもそれは変わりません。
中には「一日で認定書を出します」と言うような資格もあります。
カラーの場合でも、一日でカラーセラピストや、カラーリストになれると言うアナウンスをされる団体も出てきました。
ただ、残念ながらカラーの仕事はそう単純でない事は、多くの方が知る所で、もちろんカラースクール/イルドクルールには「一日で資格を…」と言うカリキュラムや課程はありません。
私たちのスクールは、丁寧に、かつ慎重にカラーを扱い、そして伝えて行く方針でやって来ましたし、これからもそれは変わりません。
2010年12月15日
リフォームとカラー
よく知る和風旅館が、リフォームされ、趣のある木造建築がグレイ一色になっていて(屋根まで同色)驚きました(さすがに画像をアップするのはやめておきます)。
一見、現代風に見えますが、せっかくの「和」のテイストや、年月を経た独特の風合いは何も無くなってしまいました。
建築や住居のリフォームにあっては、ただ外壁/内壁/内装を変えるのではなく「イメージを持つ」ことが大事。つまり、リフォームする事で「どうなりたい」が表現できればリフォームの意味もあります。
ただ、年月が経ったので「塗り替えるか…」ではもったいない気がします。
そして、その出来映えを左右するのも大きく色/カラーが関わります。
リフォームにかかる前に「どんなイメージで具現化するか」をお考え下さい。
2010年12月14日
エルメスのオレンジの理由
珍しくエルメスが新しいメディアを使ってインタラクティブな展示をしていました。
いくつかブースがあって、自分で端末を操作するスタイルでした。
エルメスはすっかり「オレンジ」でブランディングがなされていますが、意外なところでその「オレンジ」になってしまった経緯は、また今度イルドクルールのカラーの講義でお話しします(笑)。
2010年12月13日
オノ・ヨーコさんの個展
オノ・ヨーコさんのエキシビションがあり、行って来ました。
ギャラリーは、無彩色のドア、そしてこのポスター。
会場には真っ白なMacと、白いスクリーン。
会場に訪れた人が参加できる楽しいエキシビションでした。
2010年12月12日
鹿児島の景観と色彩について
鹿児島のイルドクルールはカラーコンサルタントとして、これまで日本国内の景観と色彩のリサーチに協力する傍ら、独自にも九州各所でリサーチを継続、データベースの集積と分析を進めています。
また業務として、都市計画、また様々な規模の建築のカラーデザインに加えて、環境との調和に関するご相談にも応じています。
他に、諸自治体の景観室、都市計画課、都市住宅課の建築にあたっての色彩の基準作りのお手伝いも致します。
お気軽にお問い合わせ下さい。
「景観と住環境を考える全国ネットワーク」の動向にも御注目下さい。
http://machi-kaeru.com/
2010年12月10日
iPhone用アプリ、続報
先日ご紹介したアプリのキャリブレーション用のカラーチャートです。
カラーガイドが見られる、程度にとどめておくソフトで、実際のハンドリングは少し難解ですね。
また、使用中にアプリがよく落ちます。
無料ソフトですが、何か不具合がありそうです。
AppStoreでDICで検索して下さい。
画像のカラーカードは日本橋のDICカラースクエアのみで配布です。
2010年12月09日
カラーは日々増えています
私たちイルドクルールのカラーリストは、PANTONE(R)や、DIC、TOYO他、国内外で流通する様々な色見本を色の物差しとして業務に活用しています。もちろん素材ごとに(ケミカル関連、塗装関連、等々)色見本は存在し、必要に応じて使い分けます。
そして、テクノロジーが日々進化すると言うことは、扱える色も増加すると言う事。
これからも、もっと色は増え続けます。
※画像は、最新のデジタル技術で製品化されたPANTONE(R)のカラーガイドです。
2010年12月07日
iPhoneアプリとカラー
携帯電話も日月進歩。
もちろん、カラーのアプリもApple/iPhoneなら充実して来つつあります。
これもオープンソースで、アプリ開発に関して大きく門戸を広げているからこそ出来る事。
ひとえに「ガラパゴス」と言われている日本の携帯各社が追随して行くべき姿勢でしょう。
やはり、デザインやアート、カラーや医療はMac/Appleのフィールドなのですね。
今回のアプリは日本や中国、フランスと各国の伝統色を表示してくれます。
また、使うほどにモニターは劣化します。
今回のアプリはキャリブレーションと言って、色を最適化してくれるそうですが、今ひとつ精度は未確認です。
鹿児島のイルドクルール/カラーコンサルタント養成講座の受講生の皆さんには、今月の講義の時に簡単なデモをしましょう。検証用のカラーチップもまだ鹿児島で入手できないので、私が持って行きます。
もちろん、カラーのアプリもApple/iPhoneなら充実して来つつあります。
これもオープンソースで、アプリ開発に関して大きく門戸を広げているからこそ出来る事。
ひとえに「ガラパゴス」と言われている日本の携帯各社が追随して行くべき姿勢でしょう。
やはり、デザインやアート、カラーや医療はMac/Appleのフィールドなのですね。
今回のアプリは日本や中国、フランスと各国の伝統色を表示してくれます。
また、使うほどにモニターは劣化します。
今回のアプリはキャリブレーションと言って、色を最適化してくれるそうですが、今ひとつ精度は未確認です。
鹿児島のイルドクルール/カラーコンサルタント養成講座の受講生の皆さんには、今月の講義の時に簡単なデモをしましょう。検証用のカラーチップもまだ鹿児島で入手できないので、私が持って行きます。
2010年12月07日
羽田国際ターミナルのカラー
関西国際空港や成田にありがちなモダンな、ハイテク感ある色彩は意外と無いのが、新しく共用が始まった羽田国際線ターミナルかもしれません。
薄く、各所に有機的な緑を配して、実に心地良い空間になっています。