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2012年10月20日

鹿児島でカラーリストになるための初歩的な訓練とは

「カラー@鹿児島」は、鹿児島のカラー、カラーデザイン、パーソナルカラー、色彩心理、環境色彩のリアルタイムな情報と話題をお届けします。



カラーリスト志望の方からご質問をいただきました。
近年、鹿児島でもテレビやラジオでパーソナルカラーリストやカラーセラピストがご活躍。
ますます鹿児島でもカラーリストを志望される方が増えるでしょう。

今回は「カラーリストになるためには何をしたら良いか」と言うご質問。
よくある誤解に、カラーリストになるために色彩の検定を最優先で取る、と言う見解がありますが、色彩の検定は基本中の基本。検定の内容ならカラーの仕事をする人なら誰でも知っている事ですので決して最優先でもなく、取得は必須とも考えません。
テキストをAFT色彩検定であれば1~3級まで入手して精読して理解出来ればそれで良いでしょう。
検定の講師を目指すなら事は別で、1級は必須、加えて検定講師専門のカリキュラムを学ぶべきでしょう。
文言を丸暗記しても、カラーの仕事には何も役に立ちません。

知識の部分はそれとして、問題はカラーリストとしての専門的スキルと色の識別の訓練です。
色々な訓練法がありますが、今日はマンセルを擁するアメリカのX-Riteが提供する100Hue Testをご紹介。
パソコン画面で出来る様になったのは最近の事で、以前はアナログな製品(マンセル製品)でカラーのピースを並べ替えて訓練していました。
ぜひ、トライしてみて下さい。

● X-Riteが提供する100HUE Test/WEB版
http://www.xrite.com/custom_page.aspx?pageid=77&lang=ja
(必ずキャリブレータで適正化されたパソコンモニターで行って下さい、デフォルト、購入時のままのパソコンモニターでは色表示が正確でないので訓練に適しません。イルドクルール鹿児島では、モニターを定期的に適正化したMac環境を室内の照明をCIEが定める標準の光に設定しての使用を推奨しています。)
※X-Riteの100Hue testのページを開いたら、左右の端の色が色的にスムーズにつながる様に、色を並べ替えて下さい。最初は時間がかかっても良いですが、微妙な色の識別が訓練です。
終わったら、画面下のボタンをクリックしましょう。
カラーリストはこれをほぼパーフェクトに並べ替え、完全なグラデーションを作れます。


イルドクルール鹿児島
電話 099-213-5185

メール "japancolorbank@aol.com "
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