2012年09月03日

鹿児島の建築の色彩の特徴と傾向

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鹿児島の建築の色彩の特徴と傾向

鹿児島のイルドクルールでは、環境の色彩を定期的に調査しています。

例えば、鹿児島は「黒」が多いと、多くの研究家や調査機関でリポートされていますが、
このように市街地の景観を見る限り「黒」を建築の中に多用する傾向はありません。

さすがに、飲食店の看板、サインに、意識的に採用されるケースはあるようです。
しかし、それも住まう人々の心のよりどころになっている色とは言えない気がしますね。

おそらく、黒潮、黒砂糖、黒豚、黒酢、黒薩摩、黒麹、…と連想から来るものなのでしょう。
住まいの中でも、築100年をゆうに越すような、どっしりとした黒光りする大黒柱を持つような武家屋敷などには黒い色を見る事はありますが、それも意図して塗られた黒ではなく、カマドや囲炉裏からのススが付着した黒で、本来鹿児島の人々が用いてきた色とも言えないようです。

鹿児島の景観を守る色彩計画が望まれています。
建築の色彩調整、町の色彩計画問題の解決援助、ご相談ください。

イルドクルール鹿児島
http://idckagoshima.web.fc2.com/



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