カラー診断のスピード
パーソナルカラー診断のスピードについて。
とあるカラーのイベント会場での事。
出展ブースで「パーソナルカラー体験」として、カラーリストが来場者を診断しておられた。
私も最前列でしばし拝見したが、驚いたのはスピード。
ドレープをめまぐるしく入れ替えながら、お一人5分弱で診断。
「はい!お客様はサマーさんです!拍手〜っ!」
少なくとも診断中、「いかがですか?」「ちがいがおわかりですか?」等の了解や同意、不同意を得る間合いも猶予もない。
しかも、もちろんメイクは取らず、照明は一般的な蛍光灯。
なんだかドレープも極端に少ない。
お客様に笑顔も無く、鳩が豆鉄砲食らったように、きょとんとされていた。
あくまでもイベントの一環で、普段からそのような診断をしておられるとは思いたくなかったのだが、実は皆さん御存知のように被験者にとってさほど「スピード」は重要視されていない。
言葉少なでも、ぼくとつでも、診断が慎重で正確であれば良いわけで、逆に個人差もあり時間がかかるのは仕方が無い。
医療の現場に置き換えると、それは同じ事情であろう。
素早い診断で、誤診が多い医者は嬉しくない。
中には、診断が難しい被験者の場合もある。
時には「後日もう一度ベストカラーまで再診断してみましょう。」
くらいの慎重な診断もあって良いと思う。
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