妊娠中のカラー診断/鹿児島オフイス
イルドクルールでは体調の安定しない妊娠期間中のカラー診断を行わない。
これは十数年一貫して来た事項で、診断する側のカラーリストも同様。
カラー診断は、肌の色、目の色、頰の色味、口びるの色等を手がかりにすすめるのだが、安定しない妊娠期間中は(当然御存知のように、肌の色味は皮膚の下を流れる血流に依存する)体調も不安定、状態もめまぐるしく変化する。
その安定しない状態で診断する事があまり意味が無い事は妊娠を経験された方は御わかりいただけると思う。
また、一方、診断する側としても(ただでさえ妊娠中の味覚の変化は極端)、色は「感覚」。視覚から視神経を経由して脳で色を判断することを考えれば、正確さには保障はできない。たとえ、訓練を受けたカラーリストと言え同様だ。責任は持てないはず。
そういう理由で、イルドクルールの専属、提携のカラーリストの方々には「妊娠期間中」は神様がくださった休養期、として全面的にお休みいただくことにしている。長い一生、その一年前後を子どもさんのために全面的に使う事に何のためらいがあるだろうか。
しかし、実は他にも理由はある。
カラー診断が結構疲労を伴う事からも妊婦さんには向かない。ましてや診断の道具を持って移動等もってのほか。
やはり万全は尽くすべきと考えている。
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