コロナウイルス簡易診断/パーソナルカラー簡易診断

kazuworks

2020年02月25日 18:11



鹿児島でも
「マスクが足りない、マスクがない」
という会話が日常の挨拶のように交わされています。

このタイミングで、
コロナウイルスの、簡易的なちゃちゃっと診断を受ける人は皆無でしょう。
大事なことなので、専門家からちゃんとした診断を誰しも受けたいものです。

実は常々カラーの現場から警鐘を鳴らしてきましたが、
よく見聞きする

スピードカラー診断
クイックカラー診断
スマートカラー診断

という安価な、時短目的の簡易なカラー診断にも、
私たちカラーの専門家やプロカラーリストは大いに疑問を持ちます。

と同様に、イベントであっても、そのような簡略化したカラー診断は行いません。
責任が持てないからです。

時間を短縮するために、何を省くのでしょう。
基本通りの手順や手数や照明や備品、何かを省くので時間短縮+ディスカウントなのです。

まるでそういう簡単カラー診断を行う業者が
「あなたたちはこの程度のカラー診断で良いのよ」
と言わんばかりの、いわゆる手抜き以外の何物でもないでしょう。

また、本気でそのような時間短縮の簡易なカラー診断を行なっているのなら、
同じ人が行う短縮版でない、簡易版でないカラー診断、
と正規のカラー診断と何がどうちがうのか、しっかり説明すべきでしょう。

パーソナルカラー診断は、そのように簡単なものではありません。
カラーリストの都合や事情で、勝手に簡易版や廉価版をこさえるなど、
パーソナルカラー診断の基本からも大きく外れ、
ただのカラー診断ごっこと呼ばれても仕方がないでしょう。
少なくとも、プロのカラーリストが行うことではないでしょう。

今日の画像は、照明の色温度でも見え方のシュミレーション。
そのような簡易版のカラー診断や短縮版のカラー診断では、ちゃんとした光源や採光の環境設定が行われているか不明です。

イルドクルールでは実測で、照度や演色性、色温度を計測してカラー診断を行いますが、
当然光のスペックさえわからない、素人判断でミックスされた光源の下で行うカラー診断やコスメ選びやファンデーション選びは、そもそも成立するのかも疑問です。

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