カラーリストの色見本のお話
ここのところ色見本の記述が続きますが、カラーの現場はPANTONEやDIC、TOYOと言ったグラフィック関連の色見本だけそろえれば「それで良し」とは行かないのが現実。
仕事の幅の分だけ、色見本も必要です。
例えばアパレルであればPANTONE(R)のFashion&Homeが有名ですが、これもコットンを染めた色見本。
しかし、現場はコットンだけでは対処できません。
コットン、ウール、シルク、レーヨン、ポリエステル…
と、もはやメーカーさんの協力無くしては揃える事はできないほど膨大なのです。
先述のベーシックな色見本はカラーの専門家にはあくまでも基本中の基本。
あとは、仕事の数だけ色見本が必要、そう考えていただいて良いと思います。
これからカラーの仕事を広げていかれる方も、計画的に必要な色見本から揃えていかれることをおすすめします。
関連記事