目よりカメラが正直

kazuworks

2009年10月14日 13:02

人間の目は実に精密かつ優秀にできています。
その人間の目のシステムを解析し作られたものがカメラですが、実はカメラは正直。

時々、プリントや撮影した画面を見て
「何か黄色(オレンジ)っぽい」
「なんだか青ざめて見える」
というケースがあります。

一般的に言う「色かぶり」の現象です。
厳密に言うと、カメラのホワイトポイント(白色点)の調整で解決もする問題なのですが、往々にして撮影時の「光」「照明」に起因する事が多いのです。

人間の目は、その光や照明に順応して「色」を脳で再認識し、赤は赤として理解します。
しかし、カメラはストレート。

夕方近い時間帯に撮った陽を受けた写真は黄赤っぽく、蛍光灯下の写真は青っぽく記録します。
それは、カメラが悪いのではなく、カメラの記録が正直なのです。

改めて、人間の目の優秀さと、貴重さを感じます。
(色かぶりは、Adobe Photoshopなど汎用の画像編集ソフトで修正できます)

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