「オーガニックコスメ、流行ってますね」
と、あるカラーリストの方が、「オーガニック」が流行であるとおっしゃいました。
なるほど、この方は「一次的な流行」とオーガニックを捉えておられる事がよくわかりました。EU/ヨーロッパに目を移せば、オーガニックは国が取り組む国策の一つ。
少しオーバーなようですが、オーガニックは国レベルで厳しく管理されています。
時々、日本国内では安易に天然とかオーガニックと言う表記を「自社基準」で製品に付与するのとは大きく異なるのです。
私はオーガニックな物を選ぶと言うことは、一つのライフスタイルだと考えます。
例えば、真っ赤な鮮やかなイチゴ味のかき氷があったとします。
一方、自然の食物色素を使った(少し色的には鈍い)かき氷。
「キレに見せるためには何でも使う赤いシロップ」
「体の事を考えて食物由来の色素しか使わない赤いシロップ」
この二者をどう選ぶかはまさしくライフスタイルや価値観がどうであるのかが問題。
決して流行ではありません。
パーソナルカラーで選ぶコスメも、単に色がキレイで調和していることは大前提です。
パーソナルカラーでメイクがしやすい様に作られたコスメは増えました。
でももし他に、オーガニックでパーソナルカラーを活かせるコスメがあったら…
肌に直接毎日つけるもの、口紅の様に食べてしまうもの。
そして、大事な赤ちゃんやお子さんに安心し頬ずり出来るもの。
そう考えると、男性の私でも選ぶものはオーガニックです。
今の原発事故以降、頻繁に使われる
「今すぐに影響ない」
と言うのはひるがえすと、「何時影響が出てもおかしくない」
と言う事になりかねないのです。
重ねて申し上げます。
私は日常的にお化粧なさっておられる、皆さんの事が心配なのです。
選択は全く自由。
でも100円ショップに行って、100円のコスメやネイルを見ると複雑です。
安さのために何が犠牲になっているのか怖いのが正直な所。
でも、価格が高いからと言って、それが安全に対するコストにかけられているかと言うと、極めて「?」。
大量に流されるCMや、諸雑誌の大量広告。
コスメの宣伝費が膨大である事は誰でも周知の事実です。
(コスメ自体の原価は消費者が知る必要の無い事です)
ただ、安心のためにほとんどのコストをつぎ込んだコスメがあれば、私はそれを選択します。