カラーマネジメントはタダではできないと言う現実
Windowsでも、Macでも事の重大さは同じです。
OSレベルで厳密なカラーマネジメントはできません。
時代はフリーソフトや、無料で事を進める傾向にありますが、カラーマネジメントは別。
WEBデザインはじめ、デザインやカラーのお仕事に従事なさっておられる方なら、カラーマネジメントに関しては、しっかり投資して行うべきでしょう。
Windowsマシンは、OSもWindows7に変わって久しい所ですが、もちろん、WindowsVistaの頃とそう大きな変化はありません。
特にWindowsマシンは、グラフィックボード類に何を積んでいるか、またモニターに何を使っているか、等々の複雑な理由から、まずOSデフォルトとの簡易カラーマネジメントは、あえて取り組む意味が見えません。
(その点、Macは一貫したパーツ構成で、まだ色管理にはアドバンテージがあります。そう言う理由から、私はカラーリストやカラー講師には強くApple/Macをすすめています。)
カラーマネジメントは費用がかかるもの。
正しい、クオリティのあるデザインを制作するなら、一番初めに取り組むべきこととして再検討下さい。
また、カラーリストやカラー講師にあっては、まず自身の使うパソコン環境の色管理は必須。
間違った色でのレクチャーや提案、資料は意味をなしません。
画像は、Windowsマシンをキャリブレーションをとり、
同じ色(PANTONE(R)のソリッドカラー)をApple/iPhoneとWindows7マシン上とで同時に表示しているところです。
ほぼ、同じニュアンスで明度/彩度ともにマッチしています。
デフォルトや、簡易カラーマネジメントではこうはいきません。
特に写真/カメラを趣味になさっておられる方などは、重要視して欲しい事です。
せっかくの撮影された写真は、適正な色で表現したいものです。
カラーコンサルタントにぜひご相談下さい。
http://www.e-sikisai.com