2019年03月11日
LED照明の下でカラー診断を受けますか?



鹿児島でカラー診断を受けた皆様は、どのような環境でカラー診断をお受けになりましたか?
例えば、東京都内ではデパートでのカラー診断が定着していますが、
一番新しいところのデパートのカラー診断もLED照明100%、自然光0%で行われており、
考え方としては夜間にカラー診断を受けているのと全く同じかそれ以下の光環境です。
(例えば、大手デパートも今回リニューアルに伴い、名古屋市のカラーリストさんが助言し、デパートのお得意様向けサービスのカラー診断をLED照明100%でカラー診断をメイクも取らずに行っている模様との情報ですが、現地に行ってみるとガラス張りでまるでショーウインドウの中でカラー診断を受ける構図で、メイクなど到底取れない環境というのが理解できました)
しかし、幸い、鹿児島のデパート、山形屋に行ってぜひ天井をご覧ください。
例えば、1Fのコスメフロア。
都内のデパートと異なり、山形屋は蛍光灯を使用しています。
「え?LEDの方が省エネで明るいでしょう?」
そうおっしゃるのは、ごもっとも。
ただ、省エネであっても、明るくても、
例えばコスメフロアー、肝心のコスメの色がわからないと致命的です。
少し以前、山形屋のコスメメーカーの販売員さんのお一人に、
「照明が蛍光灯で良いですね。」
とお伝えすると、恥ずかしそうに
「そうなんですよ、まだ、山形屋は蛍光灯なんですよ。」
とお答えになりました。
いやいやそうではありません。
色がわからない、分かりにくいLEDよりも、
まだ現状の蛍光灯の方が色の判断がつきます。
きっと、LEDに切り替わると色のクレームが急増するでしょう。
カラー診断も、ショッピングも、
色が正しく見える照明が大事なのです。
(画像はLEDの光源のクオリティや設定での見え方の違いをお見せしています)
下の画像は一般の商業施設やイベントスペース、会議室や教室で使われる汎用のLEDで撮ったモデルさんの画像(左)と、編集ソフトで本来の色に戻した画像(右)です。

もし、これがカラー診断にLEDが安易に使われたらと、背筋が寒くなる状況です。
コスメや服や小物の販売、今販売の現場やデザインの現場、理美容の現場でLEDでは本当の色がわからないと大きな問題になっています。
イルドクルール系列のカラーリストは、鹿児島県内のカラー診断会もイベントにも講演や講習にも、いつも色が正しく見えるカラー診断専用標準光を携行します。
カラー・色彩の仕事は、適切な光を使うことが最前提。
私たちは、カラー診断を受けられるクライアント様を第一に考えています。
鹿児島の25年目のカラースクール・カラーコンサルタント
イルドクルール
http://idckagoshima.web.fc2.com/
Posted by kazuworks at 19:41│Comments(0)
│パーソナルカラー鹿児島