2012年02月29日
パーソナルカラー診断、これでは無理〜!!

私たちイルドクルールは、色彩学に加え、光学の見地からも検証をすすめ、パーソナルカラー診断の現場に検証に適した標準の光を照射する照明が必要であると、アシストライトの実用新案の申請をしました。
アシストライトは、パーソナルカラー診断と言う色評価の実務に適した光の色、光の強さ、そして光の角度をもたらすパーソナルカラー診断専用照明です。
これまでの、「正午を挟んだ数時間の晴天時の北の窓からの間接光」を補助光にするパーソナルカラー診断の手順を、更に21世紀的に練り直したものです。
基本は基本、色を評価する世界では、確かに上記の太陽光は基準です。
ただ、天候、時刻、季節、緯度、そして窓の外の建築物によって、実はその標準となる間接光が実に変幻自在、悩ましいものです。
太陽光は一時も安定して同じ色光を我々に提供してくれないのです。
では、ひるがえって、日本内外の色を評価する現場は、どのように光の問題をクリアして、そのクオリティを保っているのでしょう。
結論は至ってシンプルです。
正しい色を見るためには、標準の光/太陽光に準ずるクオリティの標準の照明を用いることです。
まず、標準の光を備える事で、はじめて適正な色の見えは再現されます。
パーソナルカラー診断は、実は最初に標準の光ありきだったのです。
※画像は直近のイベントでの様子です(これはメイク講習)。
ご覧の様にイベントホールやホテルのスペースは、まず窓が無く、加えて色評価には一番適さない光がふりそそいでいます。
(不必要に明るかったり、逆に暗かったりで泣かされます)
照射されるスポットライトやダウンライトがもし、デイライトであっても、演色性はとうてい参考にもならないレベルのはずです。
よくある言い訳として「イベントだから仕方が無い」「イベントだから適当で良い」はパーソナルカラーの世界にあっては欲しくない言動です。
ぜひ、窓の無いスペースや地下のスペースで実施されている、パーソナルカラーのイベントの時は、照明はどうなっているのか、参加する方はよくウオッチしてみて下さい。
簡易な白熱ランプやハロゲンランプも役者不足、色の評価には適しません。
また、撮影用のレフランプは、逆に色が分りにくいものです。光量もオーバースペックでしょう。
(一番あり得ないのが、店舗やスペースの常用灯/一般の蛍光灯です)
私たちは、こう言うスペースでパーソナルカラー診断を行う場合には、まず必ず前述のアシストライト/標準の光を携行してセットして、まちがいないパーソナルカラーの実演をお見せしています。
●アシストライト/標準光カラー診断について詳しく書いています、ご覧下さい
http://www.e-sikisai.com/coloranalysis2.html
Posted by kazuworks at 20:49│Comments(0)
│パーソナルカラー鹿児島