2010年11月12日
鹿児島に黒が増殖中(景観)?
さて、鹿児島に黒が増殖していると言う事で、2回続けて書いて来ました。
最後は景観です。
街の景色、郡部や郊外の暮らしや街並の中に本当に黒は沢山あるでしょうか?
例えば、住いの民家の瓦の色にも「地域で肯定される」つまり「好感を持って迎えられる」エリアのカラーは極自然に使われます。
しかし、リサーチしてみると、鹿児島の民家。
真っ黒の瓦は意外と少ないのがわかります。
また、中心部の市街地にあっても、黒をメインにデザインした建築物、意外と少ないもので、公共の施設にあっても(例えば城山下の黎明館や県庁、市庁舎)黒はあまり使われません。
簡単に結論つけられませんが、JR新幹線全線開通を前に、急に「黒」が増えて来たのは、意外と県外の方のイメージであったり先入観、または即物的な連想で採用された可能性がかなり高い気がします。
今後もカラーリサーチを継続します。
現状、蓄積したデータから、鹿児島の地域肯定色は黒ではないと考えます。
Posted by kazuworks at 14:18│Comments(0)
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