2011年10月23日
鹿児島市の都市景観が岐路に立っています
気がつけば、JR鹿児島中央駅前も、これまでに無かった高さのビルの建設ラッシュ。
もう西鹿児島駅時代の面影は無いと言っても良いでしょう。
また、鹿児島市内に目を転じると、城山周辺の景勝地とも言える緑の豊かなエリア(照国神社周辺)にも巨大なマンションが次々に建設、そして建設中です。
鹿児島市が何をして鹿児島の魅力を日本国内外にアピールしたいのか、そのしっかりとしたビジョンやグランドデザインが見えません。
もはや「東洋のナポリ」など、誰も口にしません。
その失った財産は大きく、例えば、甲突川にかかっていた文化的遺産の石橋を公園に移設すると言う残念な結果等にも明らかです。
別に鹿児島市が福岡や大阪、そして東京を目指す必要は全く無いと思うのですが、何か町全体が、いや行政含め、向かっている方向が本来ではないちがう方向のような気がします。
今、鹿児島市の都市計画にあっては、しっかり行政として網をかけ、乱開発に歯止めをかけ、しっかり鹿児島市の財産を保持する事で発信していくことが肝要ではないでしょうか。
※画像はJR鹿児島中央駅の東向きの都市景観です。
もはや、桜島を何も遮るもの無く眺めようとすれば、錦江湾岸壁の突端に行くしか無いのです。ビルのオーナーは県外資本ばかり、残念です。
Posted by kazuworks at 11:28│Comments(0)
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